歴史~ブランド名、高砂の由来

大正初年、在来の箒(ほうき)をもっと体裁のよい製品にするという意図のもと、改良が加えられた枝朶製品箒(ほうき)の製造に着手し、日本の万年箒(ほうき)製造の第一歩を踏み出しました。

ほうき
商標

商標の高砂ですが、高砂は昔から長宴長寿を表し縁起がよいものだとされ、縁結びには「高砂や」が歌われています。一方、箒(ほうき)ですが、箒(ほうき)は家庭にはなくてはならないということから、高砂という名称・マークが最も箒(ほうき)にぴったり合うという結論に達し、採択されました。

以来、多くの人から親しまれ愛用され、現在では万年箒(ほうき)の代名詞として考えられるようになりました。戦前は海外にも輸出されており、戦時中は一時中止されたものの、戦後再び生産量は増加し、その生産量は全国第1位となりました。